株の手数料

株式投資は証券会社を通して行うので『株式売買委託手数料』を必要とします。株を購入する時は、株式売買委託手数料と消費税5%がかかります。また株を購入したら、必ず売らなくてはいけないので、かかる手数料は往復分となっています。『株式売買委託手数料』とは売買代金×手数料率(売買代金や証券会社によって異なります)のことを指します。証券会社によって価格が違うのは、1999年に手数料の自由化をしたからです。同じ証券会社でもインターネットの取引かどうかで手数料が違う場合があります。『口座管理料』が必要になる証券会社もありますが、今ではほとんどの証券会社の口座管理料は無料となってます。証券会社によって異なりますが、『手数料設定』というものがあり、大きく分けると一日いくらという定額のプラン、一回の約定に対しいくらというプランの二通りです。デイトレードのような一日の売買回数が多いと手数料も比例してかかってくるので、定額プランが向いています。手数料も証券会社を選ぶ、大切な選択要素ではありますが、それだけを基準に選ぶよりも、情報サービスやサポート面も考慮しなければいけません。

株の買い方

株の買い方について、まずはじめにやらなくてはいけないことは、証券会社を選ぶことです。その時、手数料や、サービス内容、取り扱っている投資商品などを必ず確認し、検討してから自分の投資の方法にあった証券会社を選ぶようにしましょう。株式投資には方法がいくつかあり、通常の株式投資の他に、株式ミニ投資、デイトレードなどによって、証券会社の選び方が異なってくるのです。株式ミニ投資を扱っていない証券会社もありますし、デイトレードのような一日何度も投資をする方法には通常の手数料だと損をしてしまうのです。ですから自分のあった証券会社選びはとても重要なのです。証券会社が決まったら、次は口座開設をしなければいけません。開設した口座に取引の資金を振り込むのです。株の買い注文をするためには、株の買い方の基本は業績の良い企業を選定することです。銘柄選定において、成長性と安定性を基準に選定していく事が重要です。証券会社の株価情報や新聞などを参考に買いたい株式銘柄を決めます。証券会社に資金を入金していれば、いつでも株取引をすることが可能です。オンライントレードの場合は、各証券会社のホームページにログインし、画面の指示に従って銘柄、株価、株数などを入力します(どの証券会社も操作方法は変わりません)取引値はリアルタイムで変動するので、証券会社のページ上でチェックして下さい。

株の配当金

株には配当金(インカムゲイン)という株主に儲けを還元するものがあります。正確にいうと、株主が利益配当請求権に基づいて利益の分配を受け取れることです。配当には種類があり、配当をしない【無配】、無配の企業が配当を出す【復配】、配当を減らす【減配】、配当を増やす【増配】の4つがあります。配当金にも種類があり、一般的な【普通配当】、企業の業績が増益した期に配当される【特別配当】、会社の創立記念や上場時に増額する【記念配当】があります。また、配当が年に1回のところもあれば中間配当といった、2回に分ける企業もあります。株主が配当金を貰う為に必要なことは、権利確定日に株を所有していないといけないということです。株の保有期間はまったく関係なく、極端なことを言ってしまえば、権利確定日だけ株を所有していればいいのです。しかし、権利確定日に株主になるには、最低でも権利確定日の4営業日前までに株を購入しなければいけません。株主の名簿に載るまでに時間がかかるため、それ以降に株を購入しても権利落ち日になってしまい、配当金が得られなくなってしまいます。また、配当の権利がなくなる翌日に株価が急激に下落してしまい、配当金よりも下がってしまうと損をしてしまうことが多いようです。権利を取った後は、株主総会決議の通知と一緒に通知書が送られてきます。その通知を持って郵便局や銀行に持っていくと換金できます。

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